院長ブログ

CPAPは決していやな治療ではありません

公開日:
監修:めいほう睡眠めまいクリニック院長 中山明峰

 睡眠時無呼吸症候群に対するCPAP治療は苦しくていやなもので、逆に眠れなくなるから治療を諦める方も少なくありません。度数も合わさず適当に眼鏡を買いません。CPAPだって疾患の特色や程度に応じた調整が必要であります。CPAPは自動だから誰でもできる、と説明する施設もあります。その指示で楽になればいいのですが、装着することで逆に睡眠が悪化することもあります。
「なんか、CPAPつらいのですが・・・」
「頑張れば大丈夫ですよ」と根性論を持ち出したら、
「あなた大丈夫?」と突っ込んで頂いて、治療を諦める前に睡眠専門医に意見を求めて下さい。
 昨年、「日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会総会・教育講演」を行わせて頂きました内容を論文化、その一部を公開します。CPAPを扱っておられる一般医の方、CPAP治療に疑問を持つ患者さま、良かったらご一読下さい。日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会会報127:163-166, 2024.


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