和服は世界を平和にする!
先週、中日文化センターで「めまい専門医と落語家の座談会」を開催させていただきました。ありがたいことに、満員御礼でした。大好きな落語家、露の新治さんのご協力を得て、国民に疾病予防を呼びかけることが最大の目的です。
この医療と落語のコラボセミナーは三回目で、初回から間違いなく落語を楽しみに来てくださる和服姿の三人組の方がいらっしゃいました。貴婦人たちは前の真ん中に座り、私のつまらない開会の挨拶から、ケラケラと笑い、ワッハッハと盛り上がり、それにつられて聴衆全員も大笑い。会場は大いに盛り上がり、とても良い気分になりました。それ以来、毎年開催しており、今年は冬と夏の二回に増やし、今夏は怖いめまいと怪談の話題も取り上げました。
三人組のリーダーはりえこさんと判明しましたが、今年は彼女一人で参加されました。彼女の友人たちは怪談が怖いとのことで遠慮されたそうですが、実際には怪談と言いつつも人情話や掛け合いが楽しくて笑いが止まらなかったとのことで、友人にも来て欲しかったとLINEで伝えられたそうです。
終了後、一緒に写真を撮らせていただいた際、素敵な写真だったので公開してもよいかお願いしたところ、「露のまん丸」と名乗り、露一門への入門を希望と紹介して下さいと。なんて楽しいかたでしょう。落語聞きに来るかたたちって、一緒に場を盛り上げようと、思いやり天使だと思います。
露の新治さんに写真とメールを転送すると、次のようなコメントが返ってきました。「着物姿のお客様は本当にありがたいです。お顔を見るとホッとします。この会を支えてくださっている一人ですね。次回、もし開催するなら何か皆勤賞を考えてもいいかも知れませんね。」
服装に自信がない私は、ファッションは単なる自己満足や自慢に過ぎないのではないかと思っていましたが、和服は一見質素でも、出演者の気持ちを高揚させ、会場に無形の力を与え、全員が一体となって会を成功に導くことができることに初めて気づきました。和服はすごい!浴衣以外に着たことはありませんが、どこかで和服に挑戦してみようかと思います。
「露のまん丸さん、ありがとう!」