寝ないと太る?!
最新情報の新作スライドを携えて日本在宅栄養管理学会講演に臨み、会場からあまりの強い関心に驚きました。思えば機会をくれた45年ぶりに再会したマドンナに、「なぜ私のことを思い出してくれたの?」と聞いたら、在宅問題を抱える患者に睡眠障害がある、どうしたらいいか悩んでいた、そして薬剤ビジネスを展開中の同級生に聞いたところ、「明峰がいるぞ」と推してくれ、そこから私を探し出したそうです。
会が終わって打ち上げで、理事長も副理事長もこの「栄養と睡眠」の領域が疎かにされていることを不安に思い、新たなる研究プロジェクトとして頑張ろうではないかと共鳴。いいのかな、こんな大学から退いた爺々が・・・。
折角頂いたご縁、体は衰えるかも知れませんが、「認知症にならない眠り方」の作者でもあるし(www)。若い人たちの力を借りて知恵を出せば、年寄りだって新しいものが作れる、新しい生き方としてこれから年取る後進たちへの励みになるかも・・・
思い立ったら有言実行!今週から横浜で日本睡眠学会が始まりますが、来年の会には「睡眠と栄養」で演題を出しましょう!
手始めに今回の在宅栄養管理学会で話したオープニングの話をします。
「睡眠時間を削れば食欲ホルモンが健康に悪い方向に変動し太る、太ると睡眠時無呼吸になり、さらに睡眠が悪化して、もっともっと太る!」
やばいでしょ?今の時代、「睡眠時間を削るほど頑張る」という上司は若いひとたちに嫌われますよ!太って短命になり家族悲しませますよ!