院長ブログ

お見合いも研究のうち・・・

公開日:
監修:めいほう睡眠めまいクリニック院長 中山明峰

 4年前、米国スタンフォードStanley Liu教授から電話がかかり、一人歯科学生が国際交流で遊びに来て、将来睡眠やりたいというが、面倒みてやってくれないかと。神奈川歯科大学の木次学生、外に出たがらない若者が多い中、あっぱれ。とはいえ4年後のこと、放置しましょう。
 2年前、愛知医大古橋先生から睡眠歯科学会で名誉ある講演を頂きました。その際に、日本の睡眠歯科を背負う先生を紹介したいと、大阪歯科大学の奥野健太郎先生を紹介して頂きました。学会では、自分の講演よりも奥野先生のお話に聞き惚れました。口の中だけを考えがちの歯科医が多い中、この先生は睡眠を全身治療として考えることができる先生であります。
 睡眠歯科学会が終わり、講演を聞いて下さった花田技工士さんからコンタクトがありました。技工士は患者に接さず、ひたすら義歯を作る仕事ですが、なんとか患者に接したい思いで、自分で歯の相談ができるカフェを開きました。そのアイディアに感動し、ボランティアで睡眠相談に行かせて頂いたことがありましたが、採算が取れず、閉鎖。
 先月木次さんがいよいよ研修医期間も近づき、睡眠医療を勉強したい気持ちが消えていないことに気づきました。花田さん、宿題出したのに何も先に進んでいません。こりゃ奥野先生に預け、お尻を叩いて頂くしかないと、大阪に集結。
 奥野先生の現場見学は初めてでした。歯科医は睡眠時無呼吸に対し、マウスピースを作るのが仕事ですが、これまでどのような理論でどのような結果を出しているのか、不透明でした。ところが彼が作った内視鏡システムで上咽頭を観察しながら、適切なマウスピース作成する方法に大変驚きました。全ては患者の立場からの視線で湧いたアイディアを実行したことですが、これぞできる男の生み出した結果だと身震いしました。
 開業は患者さま一人一人を大切に癒します。しかし学術心とは、教育することにより、論文により無限の患者を癒します。私にとって、学術心をなくした開業は長続きしません。開業で頂いた利益は、人のため、学術のために使い続けます。学術を続けることは容易ではありません。その道を通って来たからこそ、その年齢の時に何が不足で苦しいかもよく理解できます。若者が貧乏でも税金は年寄りに使えという見苦しい人間にだけはなりたくありません。
睡眠歯科業界は世代交代の時期、今後この業界を間違いなく背負って行く玉子たちと一緒に居させて頂いただけでも元気を頂きました。


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