今年は屏東が熱い!
「台湾どこ出身?」と聞かれると、「高雄」と答えます。台湾旅行リピーターでも、屏東に足を伸ばしたことがある人に出会ったことがありません。そもそも新幹線も高雄で止まっており、最南端に鵝鑾鼻リゾート地がひとつある以外、観光するところもなく、基本的には農業地です。
10年前、埼玉に呼吸内科と睡眠クリニックを営む林俊成先生(筆者の左)と知り合いました。話を辿れば出身が同じく屏東市!しかも彼は幼少期に「中山耳鼻科」にかかったことがあったそうです!それから意気投合。いつか一緒に屏東に行こうねと。
7年前、高雄で耳鼻科の学会があり、友人たちが生まれ故郷に連れて行けというので、彼にも連絡し、4人鈍行列車で屏東に行きました。生家はすっかり跡形ないのですが、小学校までの登校路を覚えており、一緒に歩いたところ、なんと林先生と小学校が一緒と判明!さらに私の担任だった先生と、林先生の担任だった先生が夫妻であると知り、こんな偶然があることに信じられない気持ちでした。私は50年前幼少期に林先生と会っていたかも!
その林先生から昨年末、日本旅客用に「屏東のガイドブック」が出たと、本のプレゼントを頂きました。 正直記憶が薄いこともあって、読んでも「へえ、屏東にはこんな場所があるのだ」と驚くばかりでした。でもこんな本がそもそも人の目に触れないし、読んでも屏東に行ってくれるかな、日本で喜んでいるのは彼と私だけだろうと思っていました。
ところがどっこい、久しぶりに新幹線雑誌ウェッジを開いたところ、「屏東へ行こう!」キャンペインが掲載されていました!
皆さまの大好きな台湾パイナップルやバナナの生産地、どうも今年は屏東が熱いようです!お暇があったら是非屏東まで足を伸ばしてみましょう!とてもラッキーなことが起こりますよ!