いいスタッフがいなければ良い医療ができない
当院でトレーニング、次のステップアップに成長したスタッフ、家庭環境でしばらくお休みのスタッフ、さらに新しく迎えるスタッフ。開院して３年目、集まってみると全員で１９名でした。
ひとは最大の財産であり、最もエネルギーを注ぎたく、一人一人大切に迎え、育て、送り出し、困ったらいつでもお帰りと声かけます。ゆとりある仕事、働きやすい環境を作ることを最大のモットーにしたいと誓っています。
那古野で予約が取れない「イタリアン・オステリアオルモ」で歓送迎会を開かせて頂きました。佐藤一也シェフの料理は、和食で楽しむような上品な香りが残る不思議な逸品です。
佐藤シェフの調理に対する真剣味は、当院にいらした時から感じていました。腕を磨くことに怠らず、妥協すればいいのに追い詰めるがため体調を崩す、こういうシェフこそ世に残すべきだと思い、治療する側も懸命でした。
「治ったら必ず店に行くね」と約束し、そのワードは治療の一環であると同時に、自分にもプレッシャーをかけるためでした。歓送迎のスタッフに加えて、シェフにも一言頂きました。肉料理はTokyo Xという関東から外に出回らない豚を注文したのに大雪で届かないのではないかと心配した裏話も頂きました。
最高の仲間に最高の料理を食べさせたい、この日を迎えることができたのは色んな意味で感無量です。いい医療を作る最大のポイントは、いいスタッフに恵まれることです。大河内昌弘先生に頂いたお言葉で「患者を大切にする前にスタッフを大切にしろ、いいスタッフがいなければ良い医療ができない」、今後も守り続けたい言葉です。
