院長ブログ

共同通信社の取材:「認知症にならない眠り方」

公開日:
監修:めいほう睡眠めまいクリニック院長 中山明峰

 駄作「認知症にならない眠り方」が出版されて2か月経過。著名な出版社でもなく、社長自ら小生と一緒に取り組み、すべて手作りで書き上げ、さだまさしさんは友情出演、宣伝費もかけないため、Amazon上での動きが遅いなと、二人で愚痴っていました。とても優しい社長で、「時代がわれわれに追いついてないのだよ」と、慰めてくれました。
 そこに来て共同通信社から取材の打診!!!よく聞く名称だが、そもそも共同通信社って何?え?世界とすべてのメディアを繋げる会社?!世界すべての情報を先にキャッチし、国内のメディアに情報を流すメディアの中枢トップ!
 駄作を読んで下さり、われわれが全く知らぬうちに全国のメディアに注目すべき新書として情報を流して下さり、既に東北地方、中国地方、北陸地方で11月中に掲載された新聞記事をみせて下さり、反応が良かったので直接取材がしたいとのこと。
 本日の取材理由は、本に書いたような通りの診療が本当に出来るのか、という疑問を解くために外来を見学したいとのリクエスト。患者ひとりひとりに許可を取り、午前中の診察をみて頂きました。
 実は記者がいらっしゃるのをカレンダーに書き忘れ、職員に伝え忘れて自分も忘れていました。しかし申し合わせたように、診察中、ある年輩の方が「ここに来て、睡眠が良くなってからど忘れがなくなり、昔のように記憶が戻るようになりました。」と、申し合わせた様に自ら話してくれ、記者が驚かれました。
 全国のメディアの発信地であるだけの組織、無責任な情報が流せず、確認に来られたところ、現場をみて驚かれた記者は、経験されたことをさらに記事にして、再度全国のメディアに流したいとのこと。世間の常識を無視して、好き勝手なことやって、なのに認めてくれる人たちがいる、自分はなんて幸せなやつだ!!!
 隣のビルには私の何十倍も成功している名古屋ステーションビルがあります。共有の価値観をシェアでき、仲良しの木下院長とは、一切宣伝費を使わない主義です。ビルの下には路面の歩く人たちを案内する看板があり、毎月賃貸マンション同様の費用がかかりますが、彼も私も一切出していません。その代わり情報は自分で発信する信念を持っています。先日恩師の村上信五先生が訪問して下さった際、お前ら二人は「一万円は気持ちよく使うが、一円はケチるやつだ」と最高の言葉を送って下さいました。そうです、宣伝費は使わないケチです。検索で私たちの施設を見つけるのは容易ではありません、笑。
 最近広告代理店のシステムエンジニアがよく受診に来られます。彼らに「うちは検索しても上がって来ないのに、よく見つけてくれましたね」と質問すると、「上に上げる商売しているから、上にあるクリニックに私たちは行きませんよ、笑」という返事に驚きました。
 大学に長年いて離れられなかった理由は、「ザ・大学」という看板が外れたら自分は幽霊に過ぎないのではないかという不安でした。自分を育ててくれ、送り出して下さった大学病院には感謝以外ありません。


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