「まかり通る診断なき投薬」中日新聞ドクターズサロン2022.10.18.
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ある日、胸に痛みを感じ、慌てて病院に飛び込んだとする。医師が聴診器もあてず、検査もせずに薬を処方し外来を終えたら、大半の患者は納得しないしょう。 ところが「眠れない」という一言で、直ちに睡眠薬を出す医師は多い。患者もなぜかこの流れ作業に納得し、その夜から飲み始める。やがて薬物依存につながり、難治...
ある日、胸に痛みを感じ、慌てて病院に飛び込んだとする。医師が聴診器もあてず、検査もせずに薬を処方し外来を終えたら、大半の患者は納得しないしょう。 ところが「眠れない」という一言で、直ちに睡眠薬を出す医師は多い。患者もなぜかこの流れ作業に納得し、その夜から飲み始める。やがて薬物依存につながり、難治...
睡眠医療が急激に発展したのは1980年代、戦争でもないのに米国の交通事故死者がそれ等しい数となり、ハイウェイで事故があると多大な経済的ロスが出るところから、事故の誘因と思われた睡眠時無呼吸症候群という病気が報告されました。「居眠り」とかけて「経済ロス」と解く、その心は「目を覚ませアメリカ!Wake up Am...
一時軽く漢方をかじったことがありました。ところがある時、当時の大学睡眠医療センターを手伝ってくれないかと、子どもの幼稚園で一緒だった有馬先生に応援をお願いしました。主婦業を妨害しないという条件で睡眠の世界に入って下さいましたが、あっという間に専門医、医学博士、さらに漢方専門医まで修得された才女で...
京都蹴上で開催された日本睡眠学会に続いて、二条城の横で第16回睡眠歯科医学エキスパートセミナーで講演をさせて頂きました。 歯科のなかでも睡眠を専攻する先生は希少です。この会を企画された愛知医科大学歯科口腔外科学講座講師の古橋明文先生に貴重な機会を与えられ、コロナ禍で大きな被害を被った耳鼻科医・歯科...
子どもたちの睡眠が年々粗末にされ、未来にとって大きな損失になるにも関わらず、大人は何をしているのでしょう。そうです、大人自身の睡眠を粗末にしているから、子どもにいい影響を与えることができる訳がありません。 第47回日本睡眠学会初日朝一番に開かれたシンポジウム、会場満杯の聴衆でコーディネーターとして...