おーい、年寄り!ー鹿児島から横須賀へー
鹿児島から飛び、空からディズニーランドをみながら羽田に着き、横須賀に移動、前日と違うお話をさせて頂き、皆さまとの懇親を終えて深夜新横浜に泊まり、今朝一番の新幹線でこれからクリニックに入ります。
昨夜話を聞けば医師会会長も副会長も心臓発作を起こした履歴あり。ひとの為に体が壊れるまで動き回るのは持って生まれた病気なのでしょうか?はたまた医療界の先輩たちからたたき込まれた根性論でしょうか?いやいや、発達に問題があるのではないか?などと脳裏で走馬灯が回転しながら、最近の若い医者は免許取った途端美容の世界やビジネスに行くのも頷けなくもないな、と思う自分がいました。
講演に入る前、少し時間ができたので懐かしく三笠丸をみに行き、会場横にあるどぶ板通りを散歩しました。実はここ地元、中校生の時は友人と自転車でこの一帯をよく散策しました。怖かったどぶ板通り、今ではおしゃれなパブばかりとなり、相変わらずこの一帯はUSA。昔と違うのは、立ちん坊さんもいなければ、危険性を全く感じません。
50年間タイムスリップした自分がふたりいて、勝手に会話を始めました。「若いやつと罵るお前、じゃお前はあの頃まともだったの?今もまともか?」と聞かれると、「んなわけないやん」。「開業してもクリニックほっといて好き勝手飛び回るお前はなんだ?」と喧嘩が始まり、最後に天から振ってきたひと言で二人とも静かに閉口しました。
「おい、年寄り!自分ができることを全うし、若いひとを静かに見守ってやれ!」