院長ブログ

「アレルギー性鼻炎と睡眠」鹿児島厚生連病院

公開日:
監修:めいほう睡眠めまいクリニック院長 中山明峰

「飛行機から鹿児島が見えて来た。あっ、山にぶつかる!」と思ったら山の頂上に空港がありました。鹿児島厚生連病院・牧瀬高穂部長にお呼び頂き、お話させて頂きました。アレルギー性鼻炎がメインテーマなのに、9割が睡眠の話に皆さま楽しんで下さっただろうかと不安でしたが、後に後進の上村隆雄先生からリモートで聞き面白かったとLINE貰い、ほっとしました。
 牧瀬先生は鹿児島一の鼻外科医、とは言え40歳代半ば、医師としてもっとも専門に進むか、家庭を考えて世間に妥協するか、悩む年齢です。もともと自分は生涯煩悩を抱えて来た人間、それを見透かされたのか、そのようなご相談が背後にあったよう。
 終了後素敵な京都シェフの郷土料理を頂きました。今クリニックや、自分のメンタルコントロールにも生かしている認知行動療法の話をさせて頂きました。
ひとは明日をどう生きるか悩む、結論出ない、いつまでも蜷局から出られない。明日ではなく、ずっと先にゴールを定める、例えば何年後に「西郷どん」のようになりたい、そのゴールが決まれば、逆算してどのように行動を変えたらたどり着けるか計算をする、すると今の自分の認知(明日どうしたらいいかわからない)が間違っていることに気づく、今の認知を変えることができたら必ずゴールまで辿り着く。なるほど、と牧瀬先生は何度も頷いて下さいました。
ここが鬼の中山。「例えば旭川にいる高ちんが近年、地方から世界レベルへ急激に成長したことを目の当たりにし、全国の医師たちが驚いているはず。彼のように大成功する人間の背後に9割変わらずにいる人間がいる。後進全員に説いてきた話だが、どのように違うかわかる?」と聞きました。その回答は、「明日になって、動くのは明日にしよう、と思ったら、いつまでも動かず、人生最後の瞬間は後悔で終わるからね!」、とトドメを刺しました。
それだけ彼に期待したい、彼を桜島のように爆発させたい。ここまでプライバシー無視して書いたのも、この優れた医師が小さい世界で燻ることなくスキルアップすれば、どれだけの患者が助かるかを想像すると、手に鞭を握りたくなりました。
さあ、桜島の朝日を拝ませて頂いたところ、今から羽田に飛び、今夜は横須賀でお話をさせて頂きます。クリニック休診してあっちこっち回るのは一見あほに見えるかも知れませんが、心中には大きな癒やしを頂き、次の診察をレベルアップさせられるのです。副院長、お許し下さい〜。


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