白鷺城のもとで医療の未来を憂う
すごい先生からご縁を頂きました。
先代から受け継ぎ、330床入院施設を持つ厚労省指定精神病院は全国的にも多くないと思います。何よりも同じく二代目なのに、親の言うことを聞かずにやりたい放題の私と違い、受け継ぐことの方は一見楽に見えますが、実は時代の変化に元の体制を変える方がよほど難しいと私は思います。それを見事に時代のニーズに応じて変化して来られた先生のお話を伺い、休診しても全国に出かける理由は、力を頂くためです。先生から得た情報で目から鱗でした。
・先生:患者が気軽に精神科に受診することにより、精神疾患が軽症化している。
中山:そのためか、精神を含んだ身体症状を訴える患者が増えていると思う。
・先生:逆に高齢者と若者が増え、受け皿が少ないため、力を入れている。
中山:睡眠クリニックも同様。特に若者をなんとかしないと日本の将来が大変。
・先生:小児を診ることができる専門医が3名いる病院は少なく、パンク状態。
中山:そりゃそうでしょう。名古屋にあったらどんなにいいのだろう。
・先生:小児のうちから発達などを治療するとどうなると思う?
中山:?
先生:大人になっても重い精神疾患に転移しないのよ。
中山:びっくり。もしかして近年のショックな事故を予防できるかも。自分も頑張ろう。
このページが公開されてから5時間後、揖保川病院にて公開セミナーで「認知症と睡眠」のお話をさせて頂きます。今からでも間に合う方是非いらして下さい。 https://www.ibogawa-hospital.jp