台北で食べるなら上級者編;鱔魚麺
台北の若者はこのような食べ物があることを知らない子もいるでしょう。南部ソールフードで、田鰻(田んぼに生息するあなごに似た鰻)を強火で炒め、甘酸っぱいソースで絡めて食べます。
台湾料理店によく「阿輝」のように「阿」とつけるのは、なんとか「ちゃん」とあだ名呼びし、親しみが増します。私の名前「明峰」は北京語でミンフォン、台湾語でビエンホンと発音し、幼少期のあだ名は「阿峰」、発音はアホンでした。ところが日本に来て「明峰」はメイホウとなり、兄弟が「阿峰」は「アホー」だと、からかって笑われました。
「阿輝炒鱔魚」というだけで、台湾人ならこのひと「阿輝」は屋台で鱔魚を炒めるのがめちゃうまくて、行列ができてやがてレストランになるまで成功したことを想像します。
この店の近辺はグルメ通りとも言われ、いい店が沢山あります。中山区のホテルからちょっと遠いが歩ける距離です。何度もリピートしているマニアの旅行者にお勧めします。本当は台南に行って本物を食べてほしいのですが。