台湾の睡眠巨匠たちと小籠包
この写真を台湾睡眠関係者がみたら、なんというメンバーで誤判していると驚くことでしょう。
今回のミッションはもうひとつありました。秋に「Dr’sあるあるラウンジ」という勉強会のメンバーを台湾に案内する約束をし、その中から小籠包食べたいとリクエストがあり、3軒名店をはしごしました。
折角食べるなら、いつも世話になっている睡眠巨匠たちに連絡したところ、全員が応じてくれました。右から台湾大学許教授、長庚大学李教授、成功大学林教授。李教授は来る途中知り合いの医師に会い、「中山明峰とご飯でしょう」と行き先を当てられ、狭い世界に驚きました。え?なんで?金曜日に台湾大学で講演したリモートは、ちゃんと皆さまに届いていたおかげのようで嬉しかったです。そろそろ台湾では悪いことができなくなって来ました・・・
さて、小籠包と言えばディンタイフォン(鼎泰豐)と思うかた、はい、高島屋に入っているのとさほど変わりません。本店に行って何時間も待つ日本人の行列に、地元民が微笑んでいます。京鼎樓、10年前は皆さまをここに案内しました。鼎泰豐を出た弟子が作った店で、今はまず行列することなく、日本にも出店が増え、安心感が優先の方はこの二軒にどうぞ。
正直皆さまが知っている小籠包は、もう極限に達しています。古い伝統の小籠包は香港飲茶に出るような肉まんを小さくしたもので、肉汁が溢れるタイプは台北スタイルです。饅頭のあんこがおいしいなら、極端に皮を薄くして9割あんこにすればいいという発想から、鼎泰豐が有名になり米国タイムズが取り上げて一気に人気が出ました。実際この二軒以外にも沢山名店があり、どうも小籠包以外のメニューもおいしくないと流行らないようです。
台湾の食、贅沢過ぎます。