台湾大学睡眠センター講演:小児睡眠障害について
台湾大学睡眠センターは部長交代したばかり。長年勤めた李教授は現役時代国際的に著名な呼吸器内科医であり、講演終わってから2時間ほど二人で人生話に花が咲きました。当時厳しい研究者に感じましたが、初めて彼女はシングルで子どもを育て上げたことを知り、その子も医師なったことが彼女をいい笑顔にしたような気もします。ラテグランデショット追加、ご馳走様でした。
睡眠センターのミーティングは朝7:30と早く全員が集まるなか、講演はリモートで世界に届けられました。新しいセンター長の許教授は小児耳鼻科医としても有名で、私が大学時代力入れていた「小児の睡眠障害」について話をさせて頂きました。
成人無呼吸の遙か前から小児報告がなされたこと、成人に比べると小児睡眠障害は未解決のまま放置されていること、加えて近年朝起きられない子どもたちが年々増加、不登校の子どもたちは朝起きられず大学病院にかかることができない、開業してからその深刻さを年々知るようになったこと、今後睡眠医療者として行うべきこと、などについて話しました。
台湾の睡眠医療を支える成功大学に続いて台湾大学で貢献できたことを幸いに思います。半分発酵している脳みそでも使ってくれるところがあるならば、いつでも駆けつけたいと思います。台湾加油!