院長ブログ

中日新聞Dr'sサロン2022.7.19.「指標追跡の加齢変化」

公開日:
監修:めいほう睡眠めまいクリニック院長 中山明峰

 新聞に載せる記事は二段階ほど編集が加わり、あまりよろしくない表現は訂正を要求されます。以下は原文ですが、わずかの訂正が入りました。初めての色っぽい記事ですが、どこかで苦情が入ると思いました、笑。

 平衡機能のひとつに指標追跡がある。動くものを追いかける目の力のことである。この機能を測定すると、めまいの原因解明に繋がる。
 指標追跡機能は、原始時代から人類に兼ね備えられた能力である。犬の前に人が通ると、犬は首ごと動かして目で人を追いかけるが、首を動かさずに目だけ動かして追跡する機能は、人類のように進化した動物にしか持たない。ところがこの機能は睡眠障害や加齢変化で衰える。機能が落ちると、交通事故や転倒に繋がる。めまい患者は長期投薬を続けるより、睡眠改善やめまいリハビリを受けた方が改善することがある。
 ところでショッピングモールに行くと、通路に置かれるベンチに、買い物する家族と離れて、日頃の生活に疲れた顔をした男性が沢山座っている。ご多分に漏れず、私もそのひとりである。ある時、男性たちのある動作に目が留まりました。それぞれの目の前に若い女性が歩いて通ると、元気がなかった男性たちの目が急に輝き出す。セクハラと言われても仕方ない文章だが、医学的観察として聞いてほしい。
高齢になると、男性の頭の動きが露骨に女性の歩く速度に一致するのがわかる。一方、若い男性の眼球を観察すると、頭部を固定して指標追跡機能を利用している。日頃の研究心がうずいたが、少し頭部が動いてしまう自分が恥ずかしい。まあ、どちらも医学的には元気で健全だが。


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