西安交通大学
久しぶりに中国西安交通大学耳鼻咽喉科張教授から連絡があり、週末に西安で行われる学会にてリモート講演を依頼されましたが、全く同じ時間に日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会の講演とぶつかり、昨夜Zoomで講演を録画しました。
古い資料を取り出し、西安交通大学で非常勤講師を務めたのはもう17年前かと驚きました。その時の教え子が出世して上海で教授に抜擢され、教育で撒いたタネってちゃんと実るんだと、地道に学術に専念したことを良かったと思っています。
アイスブレークで使った写真に私と張教授二人とも写っていますが、まるで昨日のように思え、17年ぶりのリモート再会は、心のなかでお互いに苦労が皺になっているな、と思ったかも知れません。
もう一度行きたい中国は西安ですね。歴史を肌で感じるなら西安です。当時見物して驚いて私の頭に残っているキーワードを並べます。遣唐使、和服、温泉、毛沢東、兵馬俑をみつけた農夫・・・。一番ショッキングなのは兵馬俑をみつけたのは意外と最近で、発見した農夫は2005年の段階では元気で、兵馬俑博物館の館長として土産屋に座り、写真撮るなら千円、サイン二千円などと、本人の前に価格表が置いてあったシーンが一番残っているかも知れません、笑。
