院長ブログ

熱い夜の過ごし方 from NHKさらさらサラダ

公開日:
監修:めいほう睡眠めまいクリニック院長 中山明峰

 昨日2021.7.1.総合NHK11:30-12:00「さらさらサラダ」生放送に出させて頂きました!
 夏の寝苦しい夜をどうして過ごしたらいいか、キーワード「放熱」。要点を以下にまとめました。
・寝る直前の風呂:風呂の後放熱し始めますが、深部体温がある程度下がらないと眠気が来ません。シャワーだと放熱スピードは早いが、お風呂だと温度と長さにもよりますが、陰部体温が下がり始めるのは1時間以上かかります。風呂出てしばらくして、ひんやりとする瞬間に眠気が来るので、そこが眠りに入るタイミング。それぞれが自分のスタイルに合わせた風呂の入り方をして下さい。
・風呂の後のスイカ:深部体温を下げるには効果的だが、利尿作用が強いので、眠りについた後トイレにおきたい刺激で睡眠が浅くなります。飲まれるなら冷たい牛乳100ccほど。
・室温調整:体温は深夜3時頃にぐっと下がります。クーラーを少し高めに28度に設定し、足元に扇風機を当て、3時頃にクーラーが切れるように設定し、扇風機で朝まで迎えるといいですよ。
・扇風機の方向:足裏からひとは放熱します。頭に風を当てると呼吸から湿気が奪われ、のどを痛め、脱水を起こしやすいので、必ず足に向けて下さい。
・夏野菜、瓜系は放熱を手伝ってくれます。調理師免許を持つ中山が冬瓜とスペアリブのスープを作りました。瓜は体を冷やしてくれますが、冷え性の方が冷えすぎる可能性があります。冷やす食材を温める、さらにビタミンB1豊富な豚肉とハトムギを入れて体調を調整すると、体質に関係なく過ごしやすい体温に調整してくれます。
・睡眠中にいびきや異常行動などがみられたら専門施設にご相談下さい。


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