三杯鶏でお祝い
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監修:めいほう睡眠めまいクリニック院長 中山明峰
監修:めいほう睡眠めまいクリニック院長 中山明峰
台湾人なら誰も知っているド田舎料理、三杯鶏があります。幼少期住んだ屏東市は田舎街でしたが、さらに山奥の田舎に行くと、やたらと三杯鶏の看板が立ち並びます。自然飼育の鶏を注文してから潰し、その場で調理。米酒、醤油、ごま油と三杯の調味料で作る素朴な味に、都会から客が次々とやって来ます。
帝京大学薬学部教授に就任された大澤先生のお祝いに、最近はまっているひと懐っこいママさんのいる店で三杯鶏!この雰囲気だから数年ぶりのご無沙汰も瞬間に消え、心中に溜まった話であっという間に時間が過ぎました。
年齢が上でしか勝てない先輩として、自分にできもしないことをお願いしました。ひとつ、山頂に到達したら次の風景が見えて来るため、次の山に登るためにため息を微笑みに変えてほしい。ふたつ、薬学が医療の現場に組み込まれていない現状を変えてほしい。みっつ、薬で精神を変えても、心を変えることができない。
こんな無茶なリクエストに早速反応して下さり、来月からクリニックにいらして、医薬協力研究が始まります。どれだけ大澤先生って人格者かわかるかと思います。ようこんな突拍子のない人間に付き合って下さる人たちがいるものです、笑。