タイから年末のご挨拶
今年残りも後わずか。一年間皆様には大変お世話になりました。最後の患者様を送り出して、しばしお休みを頂きます。
タイから帰国する人たちから、バンコクはすごいことになっていると聞き、訪れました。医療も変わったのかと気になり、20年ぶりに会う友人タムロン医師にMedPark病院を案内して貰い、視察しました。
そもそも空港降りた時から以前の雰囲気と異なると思ったら、もうひとつの巨大24時間国際空港が増設され、訪れた同じ街かと疑うほど、市内に入ると聳え立つビル林に驚きました。
タイはもはや貧しい国というイメージはありません。タムロンは家にメイド、移動は運転手付きの生活をしており、留学時代と全く異なる雰囲気でした。病院はまるでどこかの高級ホテル、ロビーから診察室までホテルラウンジそのもの。見ての通り、看護師がいなかったらここはどこ?と思うような豪華さ。
聞けばロボット手術から何から最先端技術を既に導入、性転換手術については世界一なので、日本からも多く技術を学ぶ医師が訪れるとのこと。
20年前、タムロンは日本の留学支援金で学びに来ました。この20年間、日本はどう変化したか、考えるだけで悲しくなります。聞けば今ではタイの海外旅行は日本が一番人気。「だって、サービスがいいのに、安いのだもの」の一言は強く響きました。