台湾日本耳鼻咽喉科学会に参加するたびに・・・
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監修:めいほう睡眠めまいクリニック院長 中山明峰
監修:めいほう睡眠めまいクリニック院長 中山明峰
日本と台湾の耳鼻咽喉科医が二年に一度、懇親と意見交換をする学会があります。3年前に台湾で開催される会がコロナで延期となり、12/16-17に台中医薬大学で開かれました。
最近の台中は台北以上に発展していることに驚きました。高層ビルが数十、いや、百は軽く超えるような大都市に発展し、大学病院自体が大変おしゃれなデザインでした。思えば先月名古屋で台中夜市を開きましたが、残念ながら台中の方が名古屋より都会です。
いつも会で招かれるのは睡眠グループの先生たち。台湾では睡眠時無呼吸症候群に対してダヴィンチによるロボット手術まで行うまでに成長し、正直実力は日本を完全に越しています。一方、世界で初めて手術を発表したのは日本人であり、その日本で最近なぜ手術を控えるようになったか、の話をさせて頂きました。何年も来ていると、耳の痛い話でも愛情があれば話を聞いてくれる聴衆も増えて来たようです。
台湾で生まれ育った私ですが、多くの親戚が海外、または目上は他界し、この数年来寂しく感じることがありました。しかし台湾に来る度、次々と広がる友だちの輪、遠くの親戚より近くの友人、彼らの愛情を受けながら生き延びています。感謝!