PPPDが治る可能性
近年、WHOに新しいタイプのめまいとして認定された、複雑な素因が絡むPPPD(持続性知覚性姿勢誘発めまい)は、改善が容易ではありません。少なくとも30年以上悩んでこられたこの方は医療に対する不信感も抱いていました。当院では認知行動療法にめまいリハビリテーションを組み合わせ、酒井成輝理学療法士との連携で治療に力を注いできました。難病治療はエネルギーを要し、時には患者様を不愉快にさせることもあります。その結果、奇跡的に改善された患者様から嬉しいお手紙をいただきました。患者様は諦めていた旅行に行けるようになり、わざわざクリニックへお越しくださったのですが、診察中でご挨拶できませんでした。代わりに素敵なお土産を置いてくださり、何よりも心温まるお手紙を頂き、医療者として望外の喜びを感じています。許可をいただき、お手紙を共有します。
「明峰先生、大変失礼な形でのご挨拶でしたのに、わざわざ先生からお電話をいただきましたこと、申し訳ない気持ちで、恐縮しております。お話しさせていただいたように、今年1月に○○旅が実現でき、更にめまいが起きる恐怖心も全く起きずに夫と共に6年ぶりの旅を楽しむ事ができました。
めまいの心配がある時期には、近くのスーパーマーケットすら夫に同行してもらっておりましたが、今回、おかげ様で無事に夢のような○○連泊と、大学時代の下宿先を訪問するなど、一生の思い出ができました。
33年間のめまいの悩みが、約1年の通院でこんなに改善されたことは何よりありがたい事です。ご指導いただいた「めまいリハビリ」は、今も同じように記録しながらずっと継続しております‼️たぶん動ける間はずっと継続していきます。
明峰先生には、私の病の人生を元気な人生にリセットしていただいた思いです。
いつも、これからもずっと感謝申し上げながら生きていきます。誠にありがとうございました。」
