院長ブログ

中日新聞・「Dr's サロン」睡眠医療ウィズコロナ・その2:新たな「宿題」に挑む 2021.5.18.

公開日:
監修:めいほう睡眠めまいクリニック院長 中山明峰

<中日新聞・医療コーナー「Dr'sサロン」、2021.5.18.のコラムを掲載します>
長年勤めた大学病院を辞め、昨年七月から名古屋駅の百貨店内にある仁愛診療所へ身を寄せた。古くから睡眠医療に取り組んできた民間の医療機関だ。大学病院で身に付けた専門知識を生かし、広く社会に貢献したいと考えた。
診療所には、大学病院で診る以上に多種多様な患者が集まっていた。駅から近いという利便性もあるが、患者に寄り添い、診療し続けてきたからと思う。大学病院だからこそ特殊な疾患が集まる。そう考えていただけに驚いた。「大学病院は紹介状が必要」「受付時間が短く、待ち時間が長い」「医療者の態度がよくない」。患者の声には耳の痛い話もあった。
大学病院が特定機能病院と呼ばれる理由は、医学の進歩に対応すべく全医療分野に専門医をそろえ、最新医療機器を備えていることにある。その上、医学教育を担う施設でもある。昔は誰もが気軽に大学病院を受診できたと思う。ただ、激務による医療者の離職が問題となっている今は、特殊な治療が必要な患者を優先する必要が生まれた。ハードルは上がらざるを得ない。
大学病院と診療所の双方を経験したことにより、このギャップを埋めることが患者にとって大切と気が付いた。還暦を前に老後をどう過ごすか考える時期だが、老体に鞭むちを打っても取り組むべき価値ある宿題を見つけた気がする。


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