愚痴から希望へ
いやだな、歳をとるほど時間が過ぎるのが早く感じます。結婚式に参加したのはもう7年前ですか。最近、SNSが勝手に思い出させるように過去の出来事を送ってくれます。
高橋姿先生を知らない耳鼻咽喉科医はいないでしょう。新潟大学耳鼻咽喉科教授を経て、長年新潟大学学長を務められた、まさに神のような存在の先生です。ご子息が名古屋大学に入学された際には、少し遊んで貰っただけなのに、彼の結婚式で「名古屋の父」という名札をいただき、なんと家族席、しかもお父様の隣に入れていただきました。人生でもっとも思い出深い結婚式でした。
ところで、この日にはもっと驚く出来事がありました。それを思い返すと、結婚式より何年も前に、群馬出身の先生と奥様が自宅に遊びに来てくださったことがありました。そのとき、「群馬の田舎でお菓子を作っている親戚がいて」とお土産にラスクを持参されました。なんと、それが数年後に驚くほどの速さで全国的に流行し、デパートでは長い行列ができる「ガトーフェスタ・ハラダのラスク」でした。無論当時、珍しいお土産を頂いた程度しか記憶にありませんでした。
さて、ジュニアの結婚式の日には、ハラダ社長ご夫妻が出席されていました。7年前には、すでにハラダのラスクを知らない人はいない時代で、ご夫妻の存在があまりにも眩しすぎて、写真を撮ってくださいと言える雰囲気ではなく、ご紹介いただいても頭がくらくらするほどでした。
こんな素晴らしい出来事が7年前の年度末にあったのですね。人生って、恵まれて見守られていることを知らずに、道の途中では愚痴ばかり言っていたことを恥ずかしく思います。
今日で2024年度も終了。シニアたち!2025来年度も全力で頑張りましょう!