締めの宴会、人生の終盤
当時の愛知医大は歴史のない大学でありましたが、無論教授含め留学歴なし。何枚手紙書いたか、中の一枚を拾ってくれたHorst Konrad教授。ゼロから留学先を開拓し、続く上村、佐藤、さらに佐藤を訪ねて砂川も国際学会参加のところでこのルートが途切れてしまいました。しかし4年もいた南イリノイ大学には人脈もでき、その後愛知医大と姉妹校契約に勤しみ、今でも学生たちの交流が続き、渡米した医師もいるとのこと。
今でも留学イベントで盛り上がっていることを同窓会誌で垣間見ますが、所詮時代は誰が留学を始めたかには興味がなく、無論声もかかりません。しかし、事実を知っている可愛い後輩たちが遠方から訪ねて来てくれるほど嬉しいことはありません。
人生の楽しい終盤が始まったばかりのような気がします。