ベビーゴリラがつないだご縁
大学病院時代、めまいに悩んだ女性が受診した。その方はすぐによくなられ、終診。ひょんなことで、Facebookでつながり、マスク女性とは以来会っていないが、豊田に住む有名なピアニストと知り、Facebookで友だちが続いた。
3年前、マスク女性がピアノリサイタル開くというので、応援に行こうと思うも直前に緊急が入りキャンセル。腑甲斐なさがずっと残る。
3週間前、豊田で講演依頼入り、2024.10.2.のブログに書いたが、もうひとつの出来事は書かなかった。偶然その日、マスク女性の教え子の親戚が豊田で写真展をするとFacebookアナウンス。つまりマスク女性も知らない存在だが、リサイタルキャンセルの埋め合わせに立ち寄った。なのに、感動した・・・。
20歳そこそこの凱君、ウガンダのジャングルに入り、ゴリラの撮影!つぶらない瞳で凱君を見つめ返すベビーゴリラの写真に見入った。感動したのはゴリラと凱君でワンセット。バッグパッカーしたが、ウガンダはさすがに私には無理。凱君のお母様に声かけられ、マスク女性から知ったと告げ、「凱君立派だね」と労った。これでもう凱君に会うことはないかも、と思いながら、心で「頑張れ」とエール送った。
2日前、数年来耳鳴に苦しむ中年男性が受診した。他院に受診するも改善せず、主治医に相談したところ、「名駅に後輩がいる」と紹介された。受診中、奥様が遅れて入られた。「あれ?奥様どこかでお会いしました?」、奥様はだまってそっとワンセットの写真を差し出して、そこに「ベビーゴリラ」がいた!
こんなことってある?「六次の隔たり」(全てのひとは六次のステップで繋がる理論)って、本当なんだ!しかも六次もいらないし。凱君、次の写真展、楽しみにしている。