「音で味で匂いでつながる世界」:第88回日本耳鼻咽喉科臨床学会
2026年6月25日〜26日、非常勤講師を務めさせていただいている大阪公立大学の角南貴司子会長による、第88回日本耳鼻咽喉科臨床学会が開催されました。テーマは音で味で匂いでつながる世界、メルヘンのような世界で、角南教授にしかできない、繊細さと感動に満ちた学会となりました。医学領域において女性が主任教授を務めるのは全体の1割以下です。かつての上司である村上信五名誉教授とともに、同じ市立大学系列として連携しながら、この学会が大盛会となるよう陰ながら応援してまいりましたが、心配は無用でした。
招宴の夜、「ホワイトハンドコーラス」という団体による演奏を拝聴しました。聴こえない子、見えない子、心に傷を抱えた子——様々な障害を持つお子さまたちが集う国際的なコミュニティを、角南教授がご紹介くださいました。その場にいた全員が、思わず自らを省みる思いをされ、心の中で流涙したのではないでしょうか。
耳鼻咽喉科医は普段、生まれつき耳の聴こえない子どもたちの治療に携わっています。しかし、その子たちの家庭環境や日々の暮らし、そして人生そのものに、どれほど思いを寄せてきたでしょうか。彼らが窮屈さを感じることなく、笑顔でいられるように——そのために全国を駆け回っているボランティア団体があることを、私はこの夜まで知りませんでした。
社会は、最も守られるべき存在である子どもたちに、なかなか目を向けないものです。
代表理事のコロンえりか様ともお話しさせていただきました。私が現在運営している「寝る子は育つ協会」——朝起きられない子どもたちの睡眠ケアに取り組む活動——についてお伝えしたところ、深くご共感いただきました。今後は何らかのコラボレーションを通じて、お互いの活動をより広く知っていただけるよう、共に歩んでいけたらと思っています。皆さまも是非「ホワイトハンドコーラス」を応援して下さい!
https://elsistemaconnect.or.jp/activity/whc-nippon/index.html
