第119回台湾耳鼻咽喉科外科医学会国際セミナー:特色のある診療所
大学が影を落とす一方で、地域医療の現場には実に特色ある診療を行う医師たちが多数います。既得権力が昭和を支えて来たが、近年の日本政治はオールドメディアに背中を向け、ニューメディアが勝利を収め、新しい時代の流れを作り出している話を紹介し、台湾の学会を盛り上げる素敵な仲間とシンポジウムを開くと紹介して、先生たちにご講演を頂きました。
厳しい医療運営のなか、単価を上げるクリニックが多いことと逆に、平均単価を下回る医療を提供しながらも、地域の経済状況を考慮し、まず患者を第一に考えた運営を行う出原啓一院長(いずはら耳鼻咽喉科)はそのひとりです。
忙しい耳鼻科医は患者さんとじっくり話す時間がなく、質問に答えきれないもどかしさから、動画制作を外注し、自らYouTuberとして活動している足立光朗院長(足立耳鼻咽喉科)もいます。質問に対して動画で答える方式は、多くの患者さんの疑問解消に役立っています。
通常の耳鼻科が行う鼻、耳、のどの処置をするのみではなく、戸田笹目耳鼻科中上桂吾院長は全身麻酔を用いた難しい手術を数多くこなし、大病院から手術依頼を受ける稀有な妙手の耳鼻科医です。
黒沢病院歯科口腔外科の小林先生は、通常の歯科医師が睡眠治療で口腔装置を作るだけにとどまることに満足せず、自身の無呼吸症状改善の経験を活かし、睡眠衛生指導、栄養指導も行っています。
最後に、台南出身の宮田先生は新宿区百人町という多国籍の街に敢えて飛び込み、多言語に堪能な才能を活かし、多くの外国人患者に医療を提供しています。実に患者の6割が外国籍の方です。この多彩なシンポジストたちに台湾の医師たちも興味津々で、熱烈な質問を沢山頂きました。
このサイトでも何度もご紹介していますし、SNSを通じて結ばれた有志の医療経営者たちが集まる「Dr’sあるあるラウンジ」の素敵な仲間たちで、私の財産です。台湾側から多くの質問も寄せられ、このセミナーを企画させていただいて本当に良かったと感じています。
一緒に行った仲間たちは、賢明であり、誰にでも優しく懐を広げ、最高の学会を開かれた林政祐教授に台湾の明るい未来を感じたことだと思います。
