院長ブログ

開拓するべきか、保守するべきか

公開日:
監修:めいほう睡眠めまいクリニック院長 中山明峰

瀬戸市の養護教諭勉強会にて、「子どもたちの睡眠」についてお話させていただきました。本日の内容が、瀬戸市の教育関係者にとって非常に気分の悪くなるテーマだったのではないかと覚悟の上での講演でした。
2月に瀬戸市健康フェアにて子どもたちの睡眠問題の深刻さについて話し、市民と一体となって取り組むことができる瀬戸市なら、ここで睡眠教育を推進すれば不登校予防につながると提案しました。これを受け、養護教諭の皆様がクリニックに訪れてくださいました。
私はすでにこのブログや文部科学省の報告でも、最大の不登校の原因は睡眠障害であり、それを学校側が把握していないことを指摘し、早急に子どもたちの睡眠ケアを実施すれば不登校の防止に役立つと訴えてきました。
https://www.mext.go.jp/content/20240322-mxt_jidou02-000028870_01.pdf
この取り組みを瀬戸市でも進めるのはいかがでしょうか、と提案したところ、2月以来8ヶ月かけてやっとこの話を養護教諭の先生方にさせていただくこととなりました。ただし、先生方も睡眠については取り組んでいて、ご検討の上、3年後に結論を出される予定だと伺いました。
私は4月から活動を開始し、非営利団体「一般社団法人・寝る子は育つ協会」を立ち上げました。8月までにクラウドファンディングを通じて多くの支援を受け、名古屋市議会の西川学議会長や、桑名市長の記者会見でもこの問題に取り組む段階まで進展しました(ブログ:2025.8.7.と. 2025.10.4.)。
私は「子どもたちの睡眠を守る活動」は命をかけて取り組む終活だと決意しています。瀬戸市がこの話をまとめるのも3年後とのことですので、少し厳しい現実を受け止めながらも、知っているのに何も動かないことは、自分の命が蝕まれているような苦痛と感じています。期待していた瀬戸市から次の連絡をいただくのは3年後ですので、その間に縁のある自治体とプロジェクトを完成させようと考えています。


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