院長ブログ

台湾耳鼻咽喉科頭頸部外科学会第118回春総会―4―特別講演

公開日:
監修:めいほう睡眠めまいクリニック院長 中山明峰

美味しいもの頂いて、おなかがいっぱいになったところで、日曜日朝から2本講演は体にいいものではありません。しかし最高のコンディションに仕上げてお話をさせて頂きました。演題ひとつは、「シンポジウム・睡眠時無呼吸で予防―めまいー」、もうひとつは「未来の耳鼻咽喉科医はどうであるべきか」の二本でした。
2010年にめまいと睡眠の関係を世界で報告してから、台湾でこの研究を指導し、随従した研究が増え、その10年後このテーマの論文が急増。ひとつの研究が世間に知って頂くのに10年はかかるということです。未来の耳鼻咽喉科の話は、コロナ中に耳鼻咽喉科開業が次々と閉院した話から始めました。その時大学の睡眠センターが閉鎖させられ、退職してコロナ中に開業した経験を話しました。この話を台湾でするのは初めてでしたが、思わぬ会場からの熱い討論が上がり、座長が締めるのが大変でした。大学でなければ研究ができない訳ではない、良性発作性頭位めまい症の治療を発見したEpley医師は開業医であり、スペシャリストである自覚を持たないと、今後の開業は生き残るのが難しいように感じます。
やっと大事なミッションを終え、今から帰路です。留守の間、御迷惑かけました。明日から頑張ります。


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