名古屋市立大学睡眠医療センターによる睡眠市民講座・新生「睡眠育成士」の発表
名古屋市立大学睡眠医療センターを離れて2年、後進佐藤慎太郎センター長が見事にセンターをまとめてあげ、就任後一回目の市民講座を開きました。厚かましくもセンターの歴史と、未来に向けての睡眠医療のお話をさせて頂きました。
成人に正しい睡眠衛生指導をしないと、子どもたちの睡眠にまで被害を及ぼしている現実に直面し、大学仕事後半は「睡眠育成士」という制度を作りました。大人が睡眠を学び、学校に睡眠教育に行くボランティア活動でした。この仕事はNHKのドキュメンタリー・ナビゲーションでも紹介されました。
ところが3年目にコロナ被害で中断し、睡眠医療センター一時閉鎖。口減らしするとしたら年寄りからでしょうと、自ら辞職しました。
この間に卒業した睡眠育成士からも、初めてのかたからも取得したいと問い合わせが多く、佐藤センター長より2023年4月から新生・睡眠育成士制度が準備されていることが紹介されました。
皆の立派な姿をみて、やはり後進に譲って良かったと思いました。佐藤慎太郎先生のもとで名古屋市立大学睡眠医療センターが益々繁栄することを祈ります。