院長ブログ

インスタ映えしない魯麺

公開日:
監修:めいほう睡眠めまいクリニック院長 中山明峰

 時は20世紀最後の頃、阪神めまい研究会に呼ばれて講演の後、今では化石となった接待というものを受け、三軒目は綺麗なお姉様がいるお店。おなかの締めにするなら何がお勧め?と聞いたところ、全員が丸玉食堂の「ローメン」と声を揃えたのが印象的。行くと深夜にも拘わらず大混雑。出て来た「ローメン」をみてびっくり。子どもの頃、田舎の屏東で食べた「魯麺」じゃないか。最近台北でもなかなか見受けない台湾のど田舎料理ばかり。もし当時食べログがあったら一位だっただろう。
 それから20年以上経過。学会も委員会もリモートでOKだが、友人たちとも会いたいし診察の合間に神戸へ。新幹線降りて真っ先に目指すは丸玉食堂。だが、かつての面影はもうない。わずか数名の客全員が白髪。味はこんなんだっけ?相変わらず料理は見た目グロで茶色いし、インスタ映えもしないから、ご当地の若者が入りそうもない。
 おばちゃんは腰が曲がったが、相変わらずよく働く。何よりもおばちゃんの働く姿を目に焼き付けておきたかった。店内は当時のまま何一つ新たな装飾がなかったのは、一代で店を畳むつもりだろうな。また来るから、昭和の名店史に跡を刻んだおばちゃんにはいつまでもいてほしい。


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