最高のきつねそば
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監修:めいほう睡眠めまいクリニック院長 中山明峰
監修:めいほう睡眠めまいクリニック院長 中山明峰
学生時代、友人と将来お金に余裕があったら何を食べるか、の話をしていた。友人たちはナイフフォーク持って食べる洋食を夢見るなか、私は当時好きだったラーメンをあげ、将来はチャーシュー麺が食べられるようになりないな、という会話をした。
以来その考えは変わっていない。バブル中散々贅沢品も口にしたが、普通のご飯のちょっといいやつ、それがたまらなく好き。
展望性のある話が次々と入るなか、美味しい話は無視して、楽しくてお金にならない話題には目がなく、クリニックの隙間に自腹で東京をトンボ帰りしても話を伺う。そして東京でちょっといい普通のご飯を探す。
東京駅は東西を繋げるアクセスが悪かったが、構内外含め、いい通路ができ、気になるスタンドが沢山できた。なかでもこのきつねそば、想像通り、過去のなかで一番の絶品。とても駅スタンドと思えない。汁まで飲み干すことで育ちが悪いのがばれる、笑。
贅沢に高級品を食べるより、めちゃうまい普通のご飯を見つけた時の満足感が何倍も強い。さて、今から名古屋に戻り、夕方から仕事。嬉しすぎて帰りの新幹線、間違えて小さいやつに乗りそうだった。